CFIVE インストール講習会 2005/09/02
東京大学 情報基盤センター
尾上 能之 (onoue@ecc.u-tokyo.ac.jp)

CFIVEインストール講習会

OS のインストール

OSはRedHatと互換性のあるCentOS 4.1を用いる

  • RedHat Linuxは人気の高いディストリビューションで,Linux対応の商用ソフトウェア\はたいていRedHatもサポート対象にしている
  • しかし現在では RedHat は有料の Enterprise 版しかない
  • RedHat 互換でフリーのディストリビューションといえば Fedora Core が有名だが,
    • 新機能を積極的に採用する
    • 開発のサイクルは早いもののサポート期間が短い
      などサーバ用途には不向き
  • そこで,よりサーバでの利用が考慮された CentOS を用いる

インストール

  • CD Found => "Skip"
  • Language Selection => "Japanese"
  • キーボード設定 => "Japanese"
  • インストールの種類 => "デスクトップ"
    • 今回は localhost での tomcat, CFIVE 動作確認で GUI が必要なため
    • 本格的にサーバとして運用する場合は "サーバー" でもよい
  • ディスクパーティションの設定 =>
    (例) 自動パーティション設定 => すべてのパーティションを削除&確認
  • ブートローダの設定 => 通常そのままで OK
    • ノートPCでMicrosoft Windowsと共有させる場合は注意
  • ファイヤーウォール設定 => 有効、SSHとHTTP,HTTPSをチェック
  • Rootパスワードを設定 適宜
  • パッケージグループの選択 => そのままOK
    • PostgreSQLやopenldapも選択可能だが後で行なうことにする

(再起動後)

  • システムユーザ 適宜追加

一通りの使い方

  • アプリケーション-システムツール-GNOME端末
    • コマンドの入力
  • タスクバーの地球アイコン => GNOMEウェブブラウザ

エディタ (CUI環境)

  • viはどのOSにもたいていインストールされている標準的なエディタ
  • 通常ならこれを使うのだが、使い方にクセがあるためとっつきにくい
  • そこでより使い方の解りやすい nano を使うことにする。

PATHの追加

  • 管理者向けコマンドが置かれている /sbin,/usr/sbin などもPATHに追加
    $ nano .bash_profile
    $ cat .bash_profile
     ...
     PATH=$PATH:${PATH//bin/sbin}:$HOME/bin
     ...
    $ . .bash_profile

rootでの作業の仕方

  • rootでログインして作業を行なうのは大変危険。そこでsudoコマンドを用いて、必要なコマンドだけrootアカウントで行なうよう設定しておく。
    $ su -
    # env EDITOR=nano visudo
      ("#Uncomment to allow people ..."の下「#%wheel ALL=(ALL) ALL」の行の先頭の#を削除)
    # nano /etc/group
      wheelグループに自分のユーザ名を追加
    # exit 
    一度ログアウトし再度ログイン
  • 確認
    $ groups
      wheelに入っているか確認
    $ sudo cat /var/log/messages

OSを最新に保つ

  • yum の設定
    $ cd /etc/yum.repos.d 
    $ sudo mv CentOS-Base.repo CentOS-Base.repo.org
    $ sudo sh -c 'sed "s|mirror.centos.org|ftp.iij.ad.jp/pub/linux|" CentOS-Base.repo.org > CentOS-Base.repo'
    $ sudo yum check-update
    $ sudo rpm --import /usr/share/doc/centos-release-4/RPM-GPG-KEY
    $ sudo yum update
    (念のため)再起動
  • 確認
    • タスクバーの赤いアイコンが青に変わる

ツールのインストールの前に

  • 今回はcfiveやそこで必要となるtomcatなどを、/opt ディレクトリの下に置くことにする
    $ cd /opt
    $ sudo chgrp wheel .
    $ sudo chmod g+w .
  • 各種ツールのダウンロードにはFirefoxを使い、ダウンロードしたファイルは ~/Desktop/ ディレクトリに置かれているものと仮定する

Javaのインストール

  • J2SDK 1.4系 最新版の入手
    • ブラウザで Sun のサイト http://java.sun.com/
    • 右列 Popular Downloads 上から 6 行目「J2SE 1.4.2 (日本語)」へ
    • 上から 2 ブロックめ J2SE v 1.4.2_09 SDK の「J2SE SDK のダウンロード」へ
    • "Accept License Agreement" のラジオボタンをチェックしてから
      j2sdk-1_4_2_09_linux-i586.bin をクリックしダウンロード
  • ファイルの展開
    $ cd /opt
    $ sh ~/Desktop/j2sdk-1_4_2_09_linux-i586.bin
        (途中ライセンスに同意するなら yes を入力)
    $ ln -s j2sdk1.4.2_09 java
  • 環境変数の設定
    $ cd ~
    $ echo "export JAVA_HOME=/opt/java" >> .bash_profile
    $ . .bash_profile
  • 確認
    $ $JAVA_HOME/bin/java -version
    java version "1.4.2_09"
    ...

Tomcat のインストール

  • Tomcat 4.1系 最新版の入手
  • ファイルの展開と設定
    $ cd /opt
    $ tar xzf ~/Desktop/jakarta-tomcat-4.1.31.tar.gz
    $ ln -s jakarta-tomcat-4.1.31 tomcat
  • tomcatの起動
    $ /opt/tomcat/bin/startup.sh
  • 確認
  • tomcatの終了
    $ /opt/tomcat/bin/shutdown.sh

Maven のインストール

  • Maven 1.0系 安定版の入手
    • ブラウザで Maven のサイト http://maven.apache.org/
    • 左列 Getting Maven 「Downloading」へ
    • Latest Stable Release - Download Maven 1.0.2 から .tar.gz archive をダウンロード
  • ファイルの展開
    $ cd /opt
    $ tar xzf ~/Desktop/maven-1.0.2.tar.gz
    $ ln -s maven-1.0.2 maven
  • コマンドパスへの追加
    $ cd ~
    $ echo "alias maven=/opt/maven/bin/maven" >> .bashrc
    $ . .bashrc
  • 確認
    $ type maven
    maven is aliased to `/opt/maven/bin/maven'
    $ maven -v
        (mavenのロゴが表示される)

CFIVEのインストール

  • (参考) CFIVEインストールマニュアル http://cfive.itc.u-tokyo.ac.jp/source/docs/install.html
  • CFIVE 最新版の入手
    • ブラウザで CFIVE のダウンロード場所 http://cfive.itc.u-tokyo.ac.jp/source/
    • 今回は特別に講習会用にCVSの最新版をアーカイブにまとめたので、その cfive-cvs-src.tar.gz をダウンロード
  • ファイルの展開
    $ cd /opt
    $ tar xzf ~/Desktop/cfive-cvs-src.tar.gz
  • コンパイルと設定
    $ cd cfive
    $ maven
        (必要なライブラリのダウンロード処理があるので5分弱かかる。
         その間CFIVEのインストールマニュアルを眺める)
    $ cp ~/.maven/repository/hsqldb/jars/hsqldb-1.7.2.2.jar /opt/tomcat/common/lib/
    $ cp cfive.xml /opt/tomcat/webapps/
  • Tomcatの(再)起動
    $ /opt/tomcat/bin/startup.sh
  • 確認
    • ブラウザで http://localhost:8080/cfive/ にアクセス
    • 予め用意してある二つのアカウント cfive1 と cfive2 で試しにログイン
      • cfive1 は教員、cfive2 は学生の役割をもつ

LDAP との連携

PostgreSQL との連携

Ant のインストール

  • Ant の入手
    • ブラウザで Ant のサイト http://ant.apache.org/
    • 左列 Download 「Binary Distribution」へ
    • Current Release of Ant から apache-ant-1.6.5-bin.tar.gz をダウンロード
  • ファイルの展開
    $ cd /opt
    $ tar xzf ~/Desktop/apache-ant-1.6.5-bin.tar.gz
    $ ln -s apache-ant-1.6.5 ant
  • コマンドパスへの追加
    $ cd ~
    $ echo "alias ant=/opt/ant/bin/ant" >> .bashrc
    $ . .bashrc
  • 確認
    $ type ant
    ant is aliased to `/opt/ant/bin/ant'
    $ ant -version
    Apache Ant version 1.6.5 compiled on June 2 2005

PostgreSQL のインストールならびに設定

Apache と Tomcat の連携

  • mod_jk2 などのコネクタを用いると、Apache Web サーバと Tomcat を連携できる
  • http://localhost:8080 ではなく http://localhost のように 80 番ポートを経由してアクセス可能に
  • Tomcat は Apache に比べ性能がやや劣るので、実運用の際には Tomcat 単体ではなく Apache と連携させるのがベター

WebサーバをSSL対応に

  • ログインの際に行なわれる認証で、ログイン名とパスワードがネットワークを流れるので、http ではなく https にアクセスを限定すべき
  • SSL の証明書を
    • VeriSign などから購入する
    • CAcert などのフリーの証明書を利用する
    • 自己証明を用いる などして、Apache を SSL 対応させるとよい

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Last-modified: 2005-09-02 (金) 16:47:59 (1621d)